2017年3月8日放送のザ少年倶楽部、テーマは絆。
その中でSexy Zoneの中島健人くんが3.11について話した。
それを聞いてふと考えた。
そうか、彼は、これからも3.11を背負って仕事をするのだ。
彼のファンは幅広くいる。全国にいる。
また、彼は3.11を忘れないように伝え続ける媒体としての存在でもある。
彼は、背負い続ける。彼らアイドルは、背負い続けるのだ。
コンサート中、アイドルが口にしているよく「嫌なことを全て忘れて」。
はっきり言ってアイドルを見て応援したところで、嫌なこと全部ナシにすることはできないと思うし、実際できない。
そう思っていた。
でも、それは違うかもしれない。そういうことではないかもしれない。
「明日からまた頑張って生きる糧になる」ことが彼らアイドルのひとつの目指すべきところであって、またそれがアイドルの存在価値であるとしたら。
「がんばって生きる糧になる」ために「嫌なことを全て忘れさせる」ことが彼らのアイドルという仕事の目的であるとしたら。
彼らが目的とするのは、わたしの日々の生活を生きるひとつのきっかけになることか。
わたしの好きなアイドルをひとつのきっかけとして「また明日もがんばるか!」と思えることは、わたしの好きなアイドルの夢を叶えることになるのかもしれない。